THE TEXTBOOK OF SYSTEMATIC LIVER LOBECTOMY with basic technique for Dogs and Cats
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THE TEXTBOOK OF SYSTEMATIC LIVER LOBECTOMY with basic technique for Dogs and Cats

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THE TEXTBOOK OF SYSTEMATIC LIVER LOBECTOMY with basic technique for Dogs and Cats Surgeon for Vets Naoshi Nakajima A4版 全160ページ 全ページフルカラー印刷 著者 :中島 尚志 発行者:中島 尚志 発行所:有限会社スピリッツ ※タイムリーに発送業務を行えないため、お届けまでに少々お時間をいただくことがございます。予めご了承くださいませ。 ご注文いただいた順番で、順次発送させていただきます。 系統的肝葉切除 はじめに      診断とは正当性の追求である      手技とは系統性の追求である      技術とは合理性の追求である 肝葉切除は、多くの外科医にとってある意味挑戦的な手術である。興味深いことに、この手術は上級者向けの側面を持ちながら、要求される手技はすべて軟部外科の基本中の基本である。すなわち、特殊な器具は何も必要なく、基本手技だけで実施可能な難手術という位置づけができる。基本手技習得のためのスキルとして、あるいはその集大成としての挑戦としても最も有用な手術と言える。 医学では系統的肝葉切除が提唱され、適切な受動のもとに、支配血管への先行脈管処置を行うことで、安全かつ確実に病変部を切除できるようになった。これらの理論や手技は犬や猫にも適用可能であり、その実施によって一般に考えられているよりも容易に、かつ安全に肝葉切除を行うことができる。肝葉切除のためには支持組織の切断と脈管の制御が必要であり、それらを合理的に行うために、的確な受動を行いつつ、先制脈管処理を系統的に施す。切るために血を止める。血を止めるために展開する。展開するために持ち上げる。持ち上げるために剥離する。など、目前の作業は常に次の作業のための準備である。そして、それを繰り返すことによって、最終的に安全な肝葉切除が実施され、その手技を系統的肝葉切除と呼ぶ。 本書で解説する肝葉切除法は、主に犬の肝の解剖学的特徴をもとに、人で確立された切除系統性を適応させ、さらに合理性とリスク低減を徹底的に追求したものである。これらの理論は、肝葉切除のみならず、すべての手術の根幹をなすものであり、本書の理論を理解して肝葉切除を習得したなら、その手技と自信は今後の手術において重要なアドバンテージとなり、獣医師としての人生が変わると言っても過言ではない。