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販売期間
2023/03/20 13:00 〜 2023/03/24 19:00
『まとめてみた!』:外科領域の抗菌剤の使い方/気道疾患の「診断」と「診断エラー」、そして「Diagnostic Excellence:卓越した診断」:東京:2023年3月24日(金):来場+アーカイブ
8,250円
販売終了しました
『まとめてみた!』来場+アーカイブ
●タイトル
1.外科領域の抗菌剤の使い方について まとめてみた
2.気道疾患の「診断」と「診断エラー」、そして「Diagnostic Excellence:卓越した診断」についてまとめてみた
の二本立て
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〇タイトル1
外科領域の抗菌剤の使い方について まとめてみた
〇内容
「ファーストラインの抗菌剤が無効なら死ぬ」外科領域ではそんな感染症症例によく遭遇します、が、驚いたことに、医療でも、手術や外科処置を必要とする感染症症例に対応するためのガイドラインや指針は見当たりません。ヒトの世界でも感染症内科はあっても感染症外科はないんです。外科感染症という分野はあるのですが、基本的にSSI( Surgical Site Infection :手術部位感染)対応にとどまり、感染症への外科対応にはふれていません。医療サイトで、よく感染症専門医のセミナーを視聴しているのですが…いつも心の中で「外科症例は培養待ってる間に死ぬんだよ」とかつぶやきながら見ていることも多く、一般の医療(あるいは獣医療)での感染症の考え方と外科感染症は解離しているなと感じています。治療の主軸の一つである抗菌薬治療も、従来ならごく基本的なペニシリン系とセフェム系とニューキノロンさえあれば対応できましたが、起因菌の大部分が耐性菌となった今では十分な効果が得られることは少なく、抗菌薬の情報を最新のものに更新することは必須と言えます。今回は、2023年3月現在の獣医療の外科における適切な抗菌薬使用について、その基本から最新の情報まで網羅して、感染性外科症例への対応やSSIへの最適解を提案します。アモキシシリンやセフェムを1日2回投与で出している先生、ペニシリンを広域抗生物質だと思っている先生、これ以上耐性菌を増やさないためにも必ずご視聴ください。
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〇タイトル2
気道疾患の「診断」と「診断エラー」、そして「Diagnostic Excellence:卓越した診断」についてまとめてみた
〇内容
一部の獣医団体や繁殖者団体(特に英国)が健康問題を警告する大規模なキャンペーンを行なっているにもかかわらず、犬も猫(!)も短頭種の人気は高まるばかりで、とうとう米国でも最も人気のある犬がフレンチブルになってしまいました。日本でも登録犬種人気上位10犬種のうち4犬種を短頭種が占めるなど、その数は増加しており、そしてその傾向は今後十数年は続くと考えられています。そして問題なのは、例えばフレンチブルでは閉塞性上気道症候群になる確率は30倍、外鼻孔狭窄は42倍であること、にもかかわらず大部分の獣医師がそれらの生命にかかわる疾患を自信を持って診断できていないことだと思います。
上気道の評価に必須の吸気と呼気のラテラルX線を撮影していますか?犬の呼吸音で病態を判断できますか?喉頭麻痺をX線で診断する方法を知っていますか?そして、何より多くの非短頭種の犬や猫(!)の多くがこの疾患で苦しんでいることを知っていますか?今回は、これからの獣医師すべてが習得しておくべき上気道の診断テクニックを解説していきます。
まずは診断に必要な犬の呼吸音の聴取と猫の呼吸様式の観察からラテラルX線による診断まで。 そして、先月気道手術の依頼をいただいた4例すべての症例が「診断エラー」だったという点について。ご依頼くださったのは日ごろから上気道疾患をきちんと診断して手術に持っていける「できる先生方」ですが、この能力の高い先生方が陥ったピットフォールは何かをひもとくことで上気道疾患の診断エラー回避のポイントを解析していきます。
上気道疾患の診断のポイントはわずか3つ。その3つを主軸に「診断」から「診断エラーの回避」そして「Diagnostic Excellence:卓越した診断」までの道筋すべてをお伝えします。
●講師
中島 尚志(手術屋)
●場所
株式会社 ニュービジョンコーポレーション
住所:東京都台東区下谷1-10-3 NVビル5F
●日時
日時 2023年3月24日(金)20時20分受付開始 20時30分前後終了まで(2時間程の予定です)
●定員
10名(先着申込順)
●参加費
来場参加+うまく撮影できたらアーカイブ映像視聴:8,250(税込)
●注意事項
・先着申し込み順となります。
・ハンドアウト配布はございません。
・撮影はご遠慮ください。
・うまく撮影できた時のアーカイブ映像視聴込みの参加費です。
・映像視聴期間は、公開後1ヵ月間となります。
・録画の不手際によりアーカイブ配信できない可能性もあります。あらかじめご了承ください。
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●領収書
HJSストアはカード決済のみの対応です。そのため、二重発行を防止する観点から原則的に領収書の発行は行っておりません。
クレジットカード会社が発行する利用明細が領収書の代わりになりますので、申告などにはそちらをご利用ください。
セミナー当日、窓口での発行も致しかねますのでご了承ください。
立て替え請求などで必要な場合のみ発行いたします。
必要な場合は購入時の注文番号、メールアドレスの他、領収書の宛名を明記の上、HJS事務局までメールでお送りください。
●キャンセル
お申込後のキャンセルは不可となりますので、確実に参加できる方のみお申込みください。
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